2024/12/10 M男, SM, ボンテージ, 脚フェチ, 顔面騎乗
雨の路地裏…泥まみれになった拘束衣を着た男が死んだように身を丸め横たわっている。そこへ通りかかった長身の美女は、まるで昔なくした玩具を見つけたかのような目の輝きをそのクールな風貌から一瞬かいま見せた。付添いの男の関わり合いになるのはよそうというその言葉はすでに彼女の耳には雨音と同じ。どうやら病院から抜け出してきたらしいそのボロ雑巾のような男には記憶がなかった。美女は付き添うの男にその「玩具」を拾わせると、怪しげな部屋へ運び込み足枷をした。そこは幾人もの男たちの血が染み込んだ秘密の調教部屋。そして美女はその部屋の主。かがんだ美女の足元からジャラン…と鎖を持ち上げるような音がした。立ち上がり振り向いた彼女の手には九尾猫という名の鞭が…。拘束衣をはがされた男の背中に容赦なく襲いかかる九尾猫、その度に色欲過多な男の記憶の断片が吐き出されていく。玩具に過去の記憶など要らない、必要なのはこれから彼女に楽しんでもらうために幾つかの約束事を記録するためのメモリー。果たして、男は彼女のもとに置いてもらえる玩具になりえるのか?